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宣言文


天基7年天歴10月14日(2016.11.13)
在韓日本サンクチュアリ救命ボート                     
代表 伊差川 和枝


 最初に、神様と真の御父様に心から申し訳なく思い、深く悔い改めつつ、再びこの様に生かされたことを衷心より感謝申し上げたいと思います。

 私達統一食口は、天宙のメシア、救世主、再臨主、平和の王で在られる真のお父様文鮮明師を、たとえご聖和後も決して忘れてはならないと思います。


 2013年1月13日の基元節を、指折数えられながら待ち続けていらっしゃった真のお父様でした。にもかかわらず、予期していなかったお父様のご聖和は、その当時28年間に到った私の信仰をひっくり返す大きな衝撃でした。


 それでも、その当時はまだ、今日のように統一教会(家庭連合)自体にサタンが侵入しているとは夢にも思わず、お父様が聖和されて力を落としていらっしゃるお母様を、今までのように亨進様と国進様が両脇で支えられ再出発されるとばかり信じておりました。


 
しかし、私達の予想とは裏腹に、基元節は真のお母様だけが最高権力者のように王冠をかぶって立たれ、違和感を禁ずることが出来ませんでした。その後もあまりにも意外な展開は続き、真のお父様が生涯をかけて立てられた伝統や業績、み言までが否定され、亨進様と国進様はいつの間にかアメリカに行かれ、お父様が生きておられた時と聖和されてからの統一教会の激変ぶりを強く感じさせられました。


 在韓日本宣教師の皆さん、一緒に振り返ってみましょう!


 2008年7月から、私は韓国の協会本部で、江利川安栄総会長が率いる在韓多文化宣教師会の事務局長をするようになりました。その当時、真のお父様から交差祝福をしていただいた韓日、日韓家庭が7000家庭以上ありました。

 真のお父様の人事でアメリカから来られた江利川総会長を通して、ただの僕の僕のような状況の一教会員でしかなかった私達が、再び宣教師としてみ旨の重要部分を担うようになりました。韓国の教会に所属しながらも、在韓日本宣教師として、真のお父様の直接主管を受ける恵みをいただきました。各地域で教会を支え、更には真のお父様のみ言を積極的に述べ伝える宣教師の立場をいただいたのでした。


 真のお父様から「祖国光復の機関車となれ」とのみ言をいただき、そのために父の国を代表する夫を愛し、家族を愛し、親族を愛し、地域を愛し、国を愛し、世界を愛し、神様を愛する善なる闘いが為されて、心から喜んでみ旨を歩むことが出来ました。時には、現実はあまりにも大変な生活や様々な苦労の中でしたが、共に歩む姉妹達と力を合わせながら、それが神様と真の父母様につながっているということを実感し、大きな活動の原動力となりました。私達は、み旨の中で主体性を持って生き返ることが出来ました。



BlogPaint 今思いますと、お父様は日本から韓国へお嫁に来た私達をどれほど愛されたかを実感します。かつて、麗水の40日海洋修練会でも、「アボジが霊界に行く前に、日本から嫁に来た娘達の顔を見ないと、アボジが霊界に行くことができないよ」と、おっしゃられました。一目でも私たちと会って顔を見て、嫁ぎ先での苦労を慰労しようとなされました。生きて地上に居られるときに、娘達と親子の縁を結んでくださろうと、愛し、許し、訓練してくださったお父様のお姿を忘れることが出来ません。海での訓練を受けながら、もう一度立ち上がり、生きていく力を得させていただきました。その時、お父様と結ばれた絆は、決して消えるものではありません。今この時が、もう一度お父様との絆を思い出し、立ち上がる時ではないでしょうか。間違いなく、あの時,御父様によって生かされた私達の永遠の生命ですから!


 江利川総会長を中心に宣教師として新たに出発した時も、麗水を思い出しました。40日海洋修練会後、お父様は苦労する私達娘達に、「オンマが海産物を販売しながら、子供達を大学まで通わすことが出来るようにしなさい」と言われ、『美観』という会社を購入してくださいました。魚を与えるよりも、魚の獲り方を教えようとされたお父様の愛を感じるものの、不慣れで四苦八苦しているところに、丁度、江利川総会長が私達の責任者としてこられ、そのお父様の心情を地に落とすことが無いように、み言葉に従って本格的な経済活動のために、『愛協』という会社を立ち上げました。その後、着実に基盤を拡大しながら、相互扶助、福利厚生を目標に、『多文化綜合福祉センター』までも立ち上げ、最終的には、社団法人としての認可を国からもらうようになり、相互自助努力をする私達に、ご父母様がどれほど喜んでくださったかわかりません。

 宣教師会では、何をするにも根底には真のお父様のみ言葉があり、実践しながら、真のお父様の天運と導きを感じる恵み深い日々でした。全国リーダー会議も定例化され、伝道や経済活動をはじめ多種多様なあらゆる活動の動機をみ言葉に置き、真のお父様の動向と摂理の方向性がいつも明確に示されました。また、毎月現場で実践してよき実績を収めた教区、教会、個人が賞賛され、その証を聞くことが出来ました。正に、生きて働かれる神様を感じ、感動と喜びの中で、心霊が高められ、復興、復活して、それぞれ任地に帰っていったものでした。


 これから頑張っていけば、7000名の宣教師たちが霊肉共にまともに生きられる日も近いと、希望を持っていた矢先でした。


 夢にも思わなかったお父様の聖和という現実、それに伴い、お父様の愛と恩恵の中で築かれた全ての基盤が津波に遭ったように崩れ出しました。


救命ボート① 私は、宣教師会を辞め、家で祈祷、訓読、敬拝とありとあらゆる精誠をし続けました。しかし、どんなに祈っても心は重く、とても空しい思いばかりが続きました。教会へ行っても空しいばかりでした。丁度その時に起こったのが、セウォル号の事故でした。テレビ報道にとても驚き、寒気がしたのを覚えています。


 その瞬間、“アボニムを霊界に送ってしまった私達に対する天からの警告だ”と、思いました。他人事ではなく、事の大きさに深刻にならざるを得ませんでした。統一食口が、やるべき事をせずに、救世主、メシア、再臨主、真のお父様を予定された寿命(生前104歳、117歳まで生きると語られたアボニム)よりもずっと早く、93歳で聖和へと追い込んでしまったことは、私達の責任だと、感じたのです。私達は、お父様の聖和を決して正当化してはならないのです。その責任を全うせずにメシアであられるお父様を、イエス様のように十字架にかけてしまった罪の故に、天から下ろされた警告が、セウォル号の惨事だったのではないかと、鮮烈に思わされました。私達は、このセウォル号の事故を忘れてはいけません。


 また、現在の家庭連合の姿こそ、まさしくセウォル号の姿ではないでしょうか。船が沈む危機を感じたら、船から脱出して生きようとすることが当然ですが、当時セウォル号の船長とスタッフ達は、船に乗っている多くの学生や乗客たちに対し、甲板に出て救命ボートで脱出する事を案内せずに、沈み続ける船の船室で待機するよう、部屋で待つようにとアナウンスを続けました。自分達は我先に下船しながら…。何も知らない学生や乗客は、沈み続ける船室からとうとう出られず、船と共に海に沈み、多くの人達が犠牲となりました。我が祝福家庭の二世も尊い命を失ってしまいました。

 そういう緊迫した状況下で、事の異状を感じ、自己の主体性で、命からがら甲板に出て、海に飛び込んで救命ボートに救出された人達もいたということを、後に知りました。


 在韓日本宣教師の皆さん!皆さんも同様に、時の非常事態を早くキャッチされ、早く脱出して生き延びなければなりません。真のお父様の権威圏に戻ってください。アボニムが皆様を待っていらっしゃいます。だれが来るか、誰が来られるかはわからない時です。しかし、だれが来てもよいのです。だれでも、アボニムへの愛と信仰を持ち続けている人は、だれでも来て良いのです。


 真のお父様が巧みに排除され、天運を失ってしまった家庭連合は、最早サタンの主管圏に陥り、そこに留まれば死のみが待っているのです。


 この度、私、伊差川和枝は、在韓日本宣教師たちをサタンのくびきから解放するために、江利川総会長率いる日本サンクチュアリ協会の『在韓日本サンクチャリ救命ボート』を、ここ韓国で出発する事を宣言いたします。

アボニムが、愛する娘達に出してくださる救命ボートです。


 アボニムは、私達を心から愛されていらっしゃいます。アボニムの願いは、サタンや悪なる天使長からの私達の救出であり、救いであり、解放です。どんなに小さくともアボニムとの思い出や、アボニムに対する思いを忘れてはいけません。私たちが日本の愛する家族達と別れて韓国に渡って来た時のことを、忘れないようにしましょう!アボニムを信じて、渡って来たのではなかったでしょうか?!


 心霊の目を覚まし、真実を見つめ直し、霊肉の永遠の生命につながらないといけないのではないでしょうか?!


 私も、アボニムから導かれてサンクチュアリに来ることができました。天運の中で、暗い濃霧は消え去って、再び生まれ変わり、新しい時代の新しい生命をいただきました。今、地上でやらなければならない事を始めたばかりの段階ですが、お父様聖和後の家庭連合で、悪の天使長に牛耳られてやれなかったさまざまのことが、こちらでは、神と私との関係をしっかりと築き、生きて働かれるアボニムと神様を実感しながら、時にはアボニムと会話をしながらできるのです。神の霊とみ言葉を中心に家庭がひとつとなり、氏族がひとつとなる道を着実に歩み始めることが出来るのです。毎日霊界晴れ晴れで、感謝して、生きております。

文鮮明先生と文亨進牧師-妍雅祝司長ご夫妻 お父様は霊界に行かれましたが、地上のことは、お父様ご存命中に、亨進様とヨナ様を代身者、相続者、後継者として任命され、お二人は全てを継承されました。私達は、それをみてきた生き証人ではなかったでしょうか?!お父様が間違いなく信じて任かされた方です。今では、亨進様は真のお父様を体現されていらっしゃいます。アボニムの願い、伝統、み言葉を絶対信仰で守っていらっしゃる勝利されたカインとアベル。神様とメシアの血統を守っておられます。霊界のお父様と地上の亨進様が共にいらっしゃる事を確認し、サタンの血統ではなく、神の血統を中心に地上に天上に天国をもう一度、三代王権と共に創建する担い手になろうではありませんか!!


 アボニムは、私達の救世主、メシア、再臨主、真の父です。かけがえの無いアボニムです。


 勇気を持ってアボニムのところに戻ってきてください。


 
在韓日本サンクチュアリ救命ボート
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